2011 GWの旅 ~ 二日目 ①~
二日目は朝いちで<永平寺>へ・・・^^
朝のさわやかな空気漂う境内を歩いていると心洗われるようでした。
修行僧のかたより永平寺の歴史や諸注意をきいたあと
最初に参拝した<傘松閣(さんしょうかく)>
永平寺は今から760年前に道元禅師によって開かれ、
坐禅修行が目的のため質素なつくりとなっていて
国宝級の調度品や建物などはないそうです。
掛け軸は開祖である道元禅師。
けっして華美ではないけれど、
修行僧の手によって丁寧に磨き上げられた境内を歩いていると
とても尊い建物のように感じられました。
永平寺の修行の中心は坐禅ですが
坐禅だけがすべての修行ではなく
坐禅の精神を日常生活に展開していくことが大切で
毎日行われる廻廊掃除などの作務はいわば「動の坐禅」といえるものだそうです。
生活のすべてが修行だという教えだそうですが
頭ではわかっていてもなかなか実行できるものではないな・・・^^;
境内は三方を山に囲まれた深い山のなかにあり
大小70余りの建物がならんでいます。
大庫院(雲水たちの台所)近くにあるすりこぎ棒。
このすりこぎ棒をさわるとお料理が上手くなるそうで、
願いを込めてわたしも・・・^^
永平寺最古の建物で正面両柱に掲げられている言葉の意味は
『ここは出家修行の道場であり、家風はすこぶる厳格である。
求道心のあるもののみ、この門をくぐるとよい。』
と入門の第一関門を提起しているそうで、
かなり固い決心がなければ、入門することができないようです。
この山門は福井県の文化財。
厳しい修行は無理でもこの参拝をきっかけとして
普段の生活ひとつひとつが意味のあることと思い
日々を過ごそうと思いました。
おみやげは永平寺の胡麻豆腐。
深い山から今度は海へ・・・^^次に向かったのは<東尋坊>
名前の由来は福井県勝山市の平泉寺にいた悪僧、東尋坊に由来。
悪事を働いたため恋敵の僧侶により崖下に突き落とされたとのこと。
さっそく崖をおりて、観光遊覧船に乗りました。
強風の中の勇敢な釣り人発見!
大池
よくありがちのようですが、屏風岩、ライオン岩、夫婦岩などさまざま形の岩がありました。
雄島の表側は切り立った柱状摂理となっていますが、
裏側は波によって浸食されて斜め45度に削られ波形岩となっています。
サスペンスでよく見ていたこの場所ですが
想像ではかなり高いところなのかと思いきや
意外や意外、実際には岸壁の高さが思ったより低かったのが正直な感想でした。
・・・とはいっても、強風と高所恐怖症で足元おぼつかなかったけど・・・。
なにはともあれ、一度来てみたかった場所にこれてよかったです。
お昼ごはんは<そば処 大喜>さんで
福井名物<越前おろしそば>をいただきました^^
今まで食べたおろしそばの中でおろしの辛さ最強!!
(お水をのんでもますます口の中が燃えるようでした。笑)
だけどなぜだか癖になりそなおいしいそばで感激でした♪
by futonya_san | 2011-05-12 23:49 | travel